みんなで決めよう豊島の未来ー地域政党の希望

1週間の選挙活動がまもなく終わります。最後に、私がなぜ「生活者ネットワーク」から立候補したのか、「地域政党」の可能性をなぜ繰り返し言うのかについて、書いておきたいと思います。この話、もっと選挙戦でも話したかったのですが、結局、最後のフィナーレで少し触れただけでしたので。

スペインのバルセロナ市の市民活動から「バルセロナ・コモンズ」という新しい地域政党が立ち上がり、政権を取った後、市政でどんな革新的なことが起きていったか、その経緯をジャーナリストの岸本聡子さんから聞いた時、私は興奮しました。やはり変化はボトムアップで草の根で起こすものである、と改めて確信を持ったからです。EUの緊縮政策で苦しむバルセロナ市民、例えばハウジング(住む人の権利が奪われる)の問題など、日本の状況とも重なります。私が「地域政党」に着目したのは、そんな理由もありました。地域に住む人たちが参加する、会合などで話し合われたことがどんどん議会へあがるような、直接民主制の仕組みを持っている「地域政党」なら、今の日本のトップダウンの政治、行政のカウンター、もしくは歯止めになるのではとも考えました。

  経済政策の失敗で長くデフレが続き、賃金は上がらずに、日本経済は停滞したままです。地域に注目をしたのは、「1%のための経済」とは違う経済をつくりやすい場所でもあるからです。地域における経済の優勢順位は、人の命、水や環境の公共財、社会的な権利を真ん中において政策を決めれば、ぶれることはないし、無駄遣いもでてこない。官民連携は進めた方がいい場合も少なくないと思いますが、国が今、進めているようなグローバル資本に公共財を売りわたすような、例えば水道事業の民営化など、地方自治体は絶対にのってはだめです。

少々、頭でっかちに考えているのかもしれません。

でもシンプルに…私たちの地域の政治は、地域の私たちが一番よく知っているし、毎日の暮らしに直結しているものです。暮らしそのものが政治です。

だから、もっともっと、ここに暮らす私たちが、政治に参加しやすい「仕組み」を持っていなければならない。その一つが「地域政党」である、と私は考えています。

 私が自分のニュースに書いたコピー「みんなで決めよう豊島の未来」には、そんな思いを込めています。

 豊島区議会において、市民の議席は1つです。村上典子からバトンタッチの塚田ひさこが受からなければ、市民の議席は無くなります。

これからの4年間、オリパラを間に挟んだこの4年間を、どんな人を議会に送るかで、豊島区政は大きく変わってくるでしょう。みなさんの1票、どうか大切に使ってください。

 ●参考までに)「バルセロナコモンズ」について、私が取材した記事は以下になります。こちらもお読みください。

*岸本聡子さんインタビュー

*岸本聡子さん×雨宮処凛さん対談(その1)

*岸本聡子さん×雨宮処凛さん対談(その2)